
3人組トラウマテクノポップバンド「アーバンギャルド」のボーカル浜崎容子が11日までにSNSを更新し、5日未明に腹膜炎で緊急入院していたと明らかにした。
浜崎は「7月5日未明、腹膜炎によって緊急入院しておりました。容体は点滴・投薬などにより健康状態を取り戻しつつあり、本日10日に退院、現在は自宅にて静養しております」との、アーバンギャルド事務局発表の文書を投稿。「今年に入ってからなんとなくずっと体調不良が続いておりましたが、痛み止めを飲むなどして対応しておりました」と不調だったと説明。「7/4の深夜に痛みが強烈になり、救急車で運ばれた時はあまりの痛みに『これはもしかしたら死ぬかもしれない』と恐怖を感じました。緊急入院してからは24時間点滴体制で検査時以外はずっと眠っておりました」と生命の危機すら感じたとつづった。
現状については「今は退院できる数値に安定し、当初予定されていた手術の必要も無くなり自宅療養に切り替えましたが通院・投薬・検査をしばらくまだ続けなければなりませんので、今月控えておりますライブ出演につきましては続報をお待ちください」と今月は加療に努めると説明。「手術を回避でき、早期退院できたのは皆様の祈りのおかげ…と本当に思っております。まずは回復し、復帰を目指します」とした。
アーバンギャルドはツアー中で、5日は札幌でライブが開催された。浜崎は「皆様、大変申し訳ありませんでした。特に9年振りの札幌を欠席してしまい本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。しかしながらメンバーが撮ってくれた動画を拝見して勇気を頂きました。ありがとうございます」と札幌公演の欠席を謝罪した。
浜崎は2月1日にSNSで、23年12月に“交際期間ほぼ0日”で結婚したと発表した、音楽クリエイターの中村友則氏と離婚したことを報告。「みんな~!!!! 容子がバツイチ独身になったぜ!!!!!!!!!!!! 人生楽しんでいこうな!!!!!!」と投稿したことも話題を呼んでいた。
アーバンギャルド事務局は、今後について「回復には個人差がある疾病とのことで、次回以降のライヴ出演などについては来週以降、状況に応じて都度御連絡させて頂きます」と説明。「チケットをお求めの皆様には大変ご迷惑をおかけ致しますが、更なるご案内をお待ち頂けたら有難いです」とした。