俳優磯村勇斗（32）が9日、都内でカンテレ・フジテレビ系主演ドラマ「僕達はまだその星の校則を知らない」（14日開始、月曜午後10時）制作発表会見に出席した。
独特な感性を持つ弁護士、白鳥健治（磯村）が、少子化による共学化に揺れる高校にスクールロイヤー（学校弁護士）として派遣され、法律や校則では解決できない若者の青春に向き合う学園ヒューマンドラマ。「映画チックでありながらもドラマとしても非常にかわいく面白いものに仕上がっています」と語った。
同作で民放連続ドラマ初主演となり「役者始めて10年の節目に主演をさせていただくのは本当にうれしいこと。最初は自分に務まるのか、と不安もありました」と明かしつつ、「制作の皆さんが自分に託してくださった。しっかり受け止めて、ドラマの中で恩返しをしていきたい」と意気込んだ。
生徒役には日高由起刀（21）月島琉衣（17）菊池姫奈（20）ら11人が出演。磯村は「学生役の皆さんがあまりにもフレッシュすぎて、圧に負けそうになる。年を重ねたと実感する時が何回もあります」と明かし、「みんなが持っているピュアな目、キラキラしているんですよ。今の俺にこれがあるかな？って自問自答することがすごくありますね」と笑った。
その後、磯村が若手俳優陣へ積極的にアドバイスや会話をすることで緊張をほぐしていたエピソードが生徒役のキャスト陣から次々と明かされ、「覚えていないですね」ととぼけながら、照れ笑いを浮かべていた。
