女優本上まなみ（50）が8日放送のABCテレビ「newsおかえり」（月～金曜午後3時40分＝関西ローカル）に出演。静岡県伊東市の田久保真紀市長（55）の学歴詐称問題について私見を述べた。
田久保氏が議会の正副議長に対し、卒業証書を“チラ見せ”していたという話に、本上は「チラ見せっていうところが誠意がないなっていうふうにも思いますし…」と言い、触れた。
番組で行った街頭インタビューで、市民から「学歴で入れたわけではない」との意見もあったが、「うそをつくっていうことに、結果的になってしまっていて、それは市民の皆さんとしては、せっかく応援しようと思って入れた方は、つらい、悲しい気持ちになっているんじゃないかな」と、田久保氏に投票した市民の心情を思いやった。
また、俳優松尾諭（49）は「さっさと認めて『すみません』って言っちゃった方が早かったかもしれないんですけど、ここまで粘るっていうことは、市長の椅子にしがみついているのか、本当に自分では『卒業や』って思い込んで…。20代から『私、卒業してん』ってずっと言ってて、うそが真（まこと）になったじゃないけど…」。
記憶違いの可能性にも言及し、「どっちにしろ…まあ、どうでもええ話ですけどね…」と笑いを交えながら続けた。
また、元毎日新聞記者でノンフィクションライターの石戸諭氏（41）は、田久保氏が出直し選挙に出馬する意向を示していることに、「別に『出ちゃいけない』って言う権利はないから…。本人がやりたいんだったら、どうぞと。辞任するというのも、粘るよりはそっちのほうがいいだろうってたぶん多くの人は思うだろうから、やってくださいねと」。
続けて、「あとはもう、議会の中から出るのか、新しい人を立てるのか知らないけども…あとはもう、市民の判断にかかってくる」と述べていた。
