
俳優三浦宏規(26)と、6人組ダンス&ボーカルグループWATWINGの髙橋颯(27)が8日、東京建物Brillia HALLで、ダブルキャストで主演を務めるミュージカル「ジェイミー」(9~27日、同所など)の取材会に臨んだ。
ドラァグクイーンを夢見る高校生ジェイミーが、差別や偏見と闘いながらも自分らしく生きていく様を見て、周囲の価値観が変わっていくホットなサクセスストーリー。英国BBCのドキュメンタリーに基づいた大ヒットミュージカルで、21年の日本初演から4年ぶりに再演される。
初演から続投の髙橋は「稽古場から皆さんと一丸となってやれた。前回よりは余裕を持って、周りを見て取り組めてるなと感じます。僕もパワーアップしましたよ。見ててくださいね!」とアピールした。
今回から参加の三浦は「通し稽古を何回もやったんですよ、珍しく。稽古場で8回くらい。なのにこんなに不安なんだ」と吐露。クラシックバレエ経験があり、バランス感覚は抜群。ゴージャスな赤いハイヒールも「慣れました」と美しい所作で立ち、髙橋は「僕はあんなに足が上がらない」と三浦をたたえた。
すると担任ミス・ヘッジ役の「3時のヒロイン」かなで(33)が、「クラシックバレエ10年間やってたんです、私」と突然カミングアウトした。芸人ゆえのボケかと思った三浦は「えええ…!」とツッコミかけたが、事実のよう。かなでは「元々、知ってくれてるかなと思って。本番前なんですけど、亀裂が入りました」と笑わせ、三浦は「失礼しました」とたじたじだった。
ジェイミーの母マーガレット役の安蘭けい(54)、ドラァグクイーン・ヒューゴ役の石川禅(61)も登壇した。