
起業家で格闘技イベントBreakingDown(ブレイキングダウン)のCOOとして知られる溝口勇児氏(40)が6日、X(旧ツイッター)を更新。新プロジェクトに対し、一部既得権者たちから圧力をかけられたことを報告した。
溝口氏は先月19日、Xで「7月8日。安倍総理が銃撃され、亡くなった日に、新しい挑戦を始めます。自分のこれまでの人生の中で、最も身の危険やリスクを伴う挑戦になります。この構想を形にするために重要な会社のM&Aやテクノロジーを活用した挑戦も準備してますが、まずは第一弾として7月8日に新しいYouTube番組を公開します。内容は、時に「陰謀論」と呼ばれながらも、長らく時の権力にタブー視されてきたテーマに正面から切り込む内容です」などとつづり、同28日には、この新プロジェクトの名称が「NoBorder」になることを発表。公式YouTubeチャンネルのアドレスも公開した。
また同30日には「国際的に評価される報道会社をM&Aで取得し、社名をNoBorderに改称、僕がCEOに就任しました」と報告し、「この強力な取材パスがあれば、僕自身がホワイトハウスの記者会見などでトランプ大統領に直接質疑応答ができます」などともつづった。今月1日には、NoBorderをPRするポスティングチラシ配布を都内で開始したことも告知していた。
そして6日、溝口氏はXに「NoBorderのポスティングチラシを撒きまくったことで既得権者たちの怒りを買い、圧力をかけられたうえにチームの一部が離反した」と記述。「ただ、そんなもん最初から想定済みだし、それでおれが止まると思っているなら、甘く見すぎ。なめんなよ、バーカ」と痛烈な表現で書いた。
続くポストでも「おれに対して、圧力かけんのは逆効果なんだってことを教えてやるから」と絶対に引かない姿勢を明確に表明した。
溝口氏はさまざまな企業を設立、創業し、最近ではBreakingDownのCOOとして有名。CEOの格闘家朝倉未来とともに大会全般を仕切り、自身も同大会で4回試合し、3KOを含み全勝している。23年12月には著書「持たざる者の逆襲 まだ何者でもない君へ」を出版した。