
米俳優ヴィン・ディーゼル(57)が先月末、大ヒットカーアクション映画「ワイルド・スピード」シリーズ第11弾となる「Fast X: Part2」を27年4月に公開することを発表し、13年に急逝した俳優ポール・ウォーカーさんが演じたブライアン・オコナー役が再登場することを約束した。
米カリフォルニア州ポモナで開催されたウォーカーさんが設立した非営利災害支援団体「リーチ・アウト・ワールド・ワイド(ROWW)」を支援する世界規模のカーイベントにサプライズ登場したディーゼルは、最終章となる新作について舞台をシリーズの原点であるロサンゼルスに戻すこと、ストリートレースに戻ること、自身が演じるドムとオコナーが再びタッグを組むという3つの条件をスタジオ側に提示したことを明かした。
40歳の若さで交通事故で亡くなったウォーカーさんの遺作となったシリーズ第7弾「ワイルド・スピードSKY MISSION」では、CG技術と弟のケイレブとコディ・ウォーカーによる代役でオコナーを蘇らせていた。新作ではどのような形で登場するのかわ分かっていないが、再び弟たちが代役を演じる可能性も浮上している。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)