
アルピニストの野口健氏が1日までにX(旧ツイッター)を更新。サンダル履きの米国籍の男性が山開き前の静岡県側で救助された件をめぐり、私見をつづった。
野口氏は、山開き前の富士山の富士宮口登山道で、米国籍67歳男性が4日、体調不良で救助を求め、病院に搬送されたことなどを報じる静岡放送のネット記事を紹介したポストを添付。同記事によると、男性はサンダル履きで、新7合目付近でテントで宿泊するなどしていたという。
野口氏はXに「一言で表現するのならば『知らんがな』」と書き出し、「しかし、救助要請があればどうであれ命懸けで救助に向かうもの。そこに『甘えていないかい?』というのが私の個人的見解」と続けた。そして「この米国人が『登山届けを提出していたのか?』また仮に私有地に勝手にテントを張って生活していたのならば不法侵入含め法的手段にて訴える事も可能ではないか。いずれにせよ、明らかに日本ではルールを破っても大丈夫だと、不起訴になるんだと、日本を軽んじている輩も多いのではないかと危惧している」と述べた。
この投稿に対し「おっしゃる通りです」「山の怖さを知らない人が平気で富士山など山へ登りますね」「外国人に対してしっかりしたルールと罰則を設けるべき」「富士山も早く罰則を制定してほしい!」「日本を軽んじている、ほんとそれですよね」「法治国家なんだからルールを徹底してほしいですね」などとさまざまな声が寄せられている。
野口氏は別のポストでもこの件について「静岡県は山梨県のような『富士山レンジャー制度』がないからこの手の輩が入り込みやすいのでしょうが、しかし、テント泊とは言語道断。巨額の罰金を請求しないと舐められる」などと記した。