
俳優阿部寛(61)が4日、東京・新宿バルト9で主演映画「キャンドルスティック」(米倉強太監督)の初日舞台あいさつに出席した。
AIをだまし、大金を奪おうと画策する人々を描いた。初共演した菜々緒(36)が、阿部について「イメージそのままの感じで、テレビに出られてる阿部さんそのままでした。ギャップって言ったら、おちゃめだなと。取材でも『忘れちゃった』と言ったり」と明かした。
菜々緒や米倉監督が、暑い中での撮影について振り返っていると、阿部は「暑かったのも覚えてない」と言い、皆を驚かせた。
さらに、阿部が現場に差し入れしたキッチンカーのトークでも「それも覚えてない」。ある場面の撮影の話で、ようやく阿部が「うっすら覚えてます」と言い、観客を笑わせた。
作品にちなんで、手に入れたい特殊能力を聞かれると、阿部は「深海に潜れる特殊な体。どういう世界か宇宙の次に分からない。宇宙はさすがにキツそうだから」、菜々緒は「言語が話せない生命体とコミュニケーションを取りたい」と話した。
ほか、サヘル・ローズ、津田健次郎、YOUNG DAISも出席した。