女優佐々木希（37）が2日放送の「1周回って知らない話 2時間SP」（水曜午後7時）に出演。2020年に発覚した夫のアンジャッシュ渡部建（52）の「多目的トイレ不倫」騒動について初言及した。
騒動の渦中、支えてくれた人物として、事務所の先輩の女優木村佳乃（49）の名前を挙げた。「毎日のように連絡をくれて。励ますとかじゃなくて、『のんちゃん、今日は天気いいね』とか、そういう会話。『貼れてるよ』『外、気持ちいいね』ってそういう感じで連絡取ってくれたり」と当時を振り返った。
木村はVTR出演。当時について「本当につらそうにしていたので。私も一緒に泣いて。ただ本当に彼女は強かったです」と語った。そして「ご家庭のことなので、私なんかが口を挟むべきではないと本当に思ってるんですよ。同じ女性として彼女が悩みに壁に当たって、本当につらそうにしていたので、とくにく私ができたのは彼女の話をずっと聞く。何も言ってないです。彼女の話をずっと聞いて、どうしていいか、何を言っていいか分からなかった」と打ち明けた。
そして「何一ついいことは言えず、とにかく頑張るしかない。絶対大丈夫絶対大丈夫と。何の根拠もないんですけど、一番大変なのは希ちゃんだから、ずっと話を聞いて。今でも悩んでいます。これに関しては。あの時何ができたかな、自分に」と続けた。
さらに「随分、痩せられたので。おいしいものを用意して…。ただ本当に彼女は強かったです。自分で立ち向かって、上がっていったんですよね。彼女の足で乗り越えて進んでいった。それを私は見ていた。強い、偉いなと思って。私だったら、折れて転がっていたところを、彼女は自分の足で上がって行ったので。そこは尊敬しているし。何て役立たずなんだって思いましたけど。佐々木希さんを心から尊敬しています」と語った。
佐々木は木村のVTRを涙目で見ていた。「佳乃さん、ありがとうございました。優しかった。本当に今、危なかった」と語ると、MC東野幸治から「泣いてました」とツッコミが入った。さらに佐々木は「私の話を聞いて泣いてくれてたりして」と木村に感謝しっぱなしだった。
佐々木は先月末にYouTube「日テレ公式チャンネル」で30秒の番組告知動画に登場。渡部について「いまだにまだ許してはない」「経過観察中」「離婚というのも1つの手じゃない？」「絶対に悪い」などと語り、夫の不倫騒動から5年後の今の本音について語っていた。
2人は17年に結婚。6歳の長男と2歳の長女に恵まれた。渡部は20年6月に週刊文春により、多目的トイレを使った複数女性との不倫を報じられ活動を自粛。22年2月に約1年8カ月ぶりの活動再開。昨年6月、TOKYO MX「5時に夢中！」で地上波生放送番組への復帰を果たした。
同番組のMCは東野幸治、進行は川田裕美。ゲストは佐々木希、藤本美貴、高嶋ちさ子（VTR）。パネリストは岡田結実、安斉星来、ACEes浮所飛貴、SHELLY、アンタッチャブル柴田英嗣、マヂカルラブリー野田クリスタルと村上、山田美保子。
