古舘伊知郎（70）が2日、TBS系「ゴゴスマ」（月～金曜午後1時55分）に生出演。学歴詐称の指摘について伊東市議会から指摘を受けていた田久保真紀市長（55）が東洋大を除籍されていたと認めた件について、「この人辞めるんじゃないかな」とコメントした。
番組では、5月に初当選した田久保市長がこの日の会見で、東洋大を除籍されていたことを説明した上で、法的責任は否定したことを伝えた。
古舘は「僕の勝手な想像ですけど、この人（市長を）辞めるんじゃないかなと思うんですよ」と話し「辞めるという前の第1弾、弁護士さんともちゃんと話し合って、テクニカルに公職選挙法には違反してないよというニュアンスをちゃんと出して、真っ黒じゃないよ、薄いグレーだよ、って形にして、1度辞めて、っていう感じかな…だったら、みそぎをした後、本当にやる気があるんなら、敗者復活してもらいたいと思いますよ」と話した。
さらに「この人は絶対、とぼけてるよ。卒業って選挙でうたってない、って言ったって、卒業とプリントされてる部分もあるわけだから。だけど人間というのはついつい箔（はく）を付けなかきゃ自信がない、ってときに、ちょいとウソついて見栄張って、という、人間には、そういう真理があったりする。それを自制できなかった。もう説明がなっちゃないですか」と最後は失笑していた。
田久保市長はこの日の会見で、市議会などから指摘されていた自身の学歴詐称疑惑について、これままで「東洋大法学部卒業」としていた自身のプロフィルは、実際は大学に「除籍」されていたことが判明したと明らかにした。田久保市長は会見で、大学に確認したところ、「卒業は確認できず、除籍であることが判明した」とし、卒業証明書も取得できなかったと述べた。田久保市長は「卒業していると認識していた」として、意図的に経歴詐称したことは否定。自身の進退については「逃げ出すようなことはしたくない」と述べていた。
