
WEST.の濵田崇裕(36)が6月30日、都内で舞台「歌喜劇/~蘇る市場三郎 冥土の恋~」(同日から27日、東京グローブ座)の取材会に出席した。
16年の初演、18年の再演でも好評を博してきた「市場三郎」シリーズの7年ぶりの復活。濵田演じる情に熱い主人公・市場三郎の失恋が描かれてきた物語で、3作目の今回は現世を超えて冥土を舞台に新たな物語が展開される。
7年ぶりのカムバック。脚本家の福田転球氏は濵田について「座長として見えているというか、舞台で輝いている」と存在感をたたえた。“最後”を思わせる「冥土」という語句が入るが濵田は「違う意味での冥土」とし「最後ではないと思ってます。7年は空きすぎですね(笑い)」と続編上演をにおわせた。
作品は「歌喜劇」というアカペラの歌唱に心情や情景をのせて物語を紡いでいくオリジナルジャンル。濵田は「7年たってまた帰ってきた舞台で見終わった後、心の中に残るものを大切にしていただけたら。目の前で起こることをクスッと楽しんで頂けたらなと思います」と夏の暑さにも負けない熱を込めて語った。