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森川ジョージ氏「50巻超えがゴロゴロ」長期連載漫画の増加に私見「引き延ばしと笑われても…」


「はじめの一歩」の漫画家、森川ジョージ氏が漫画業界の長期連載作品の増加について私見を述べた。森川氏は、漫画家の健康や出版形式の変化を指摘し、長期連載が増えた背景には、先達者の挑戦とそれを見た次世代の漫画家たちが限界を押し上げた結果であると述べた。彼は「引き伸ばし」という批判に対して、「才能の枯渇によるものではなく、挑戦と進化の結果」と主張。スポーツ界と比較し、漫画界でも若手と編集者の意識が高まっていると指摘し、今後も努力と挑戦が続くことで新たな時代が来ると強調した。

森川ジョージ氏(2024年9月撮影)

「はじめの一歩」などで知られる漫画家、森川ジョージ氏が30日までに自身のX(旧ツイッター)を更新。数十巻におよぶ長期連載の漫画作品が増加したことについて私見を述べた。

森川氏は、漫画家の健康面に関する話題から「新陳代謝の早い少年誌でも長期連載が増え、倒れても描かせるという本末転倒はずいぶん前に見なくなりました」「長期連載を抱える雑誌は作家の健康に配慮する編成になっていますよ」と、漫画業界の変化について言及。その流れで一部の一般ユーザーから「漫画も才能が枯渇して売れるものはずっと引き伸ばすのが当たり前になりましたからね 昔のジャンプ漫画の長期連載でもだいたい30巻くらいで終わる長さでしたし」と、漫画の連載期間に関する投稿が寄せられた。

この投稿に森川氏は「『才能が枯渇して引き延ばすのが当たり前になりました』←僕は全く逆だと思っています」と言及。「昔は20巻程で大長編と銘打たれていてそれが限界イメージでした」とした上で、「しかしそこを突破する人が現れそれを見て育った人がさらに限界を押し上げる。先達者の努力の積み重ねが『無理だよね』が『やれるんだ』のイメージに変わり今に至っていると思います」と、長期連載作品が増えた経緯を推測した。

続けて「大リーグでエースで4番、世界4階級制覇王者にして2階級4団体制覇、これらを目の辺りにして育つ環境は意識を根本的に変えます。50巻超えがゴロゴロいる漫画業界も同じです」とスポーツ界の変化なども引き合いに出し、「先達者が与えてくれた希望により漫画家も編集者も業界に関与する若者の総力(レベル)は以前より上がっていると考えます。世界的な立ち位置と収益における数字が証明しています」と指摘。「今は引き延ばしと笑われても努力する先達と挑戦する若者がいれば必ずそれを覆す時代が来るはずです。完全な私見ですが自分はそう思っています」とつづった。

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