元衆院議員で実業家の杉村太蔵氏（45）が29日放送のTBS系「サンデー・ジャポン」（日曜午前9時540分）に生出演。コンプライアンス違反が発覚した国分太一（50）無期限活動休止をきっかけにTOKIOが解散となったことについて、私見を述べた。
番組では、27日に松岡昌宏（48）が取材に応じ、解散や国分について20分近く語った様子を伝えた。
杉村氏は「中居さんもそうですけどね」と、性加害を認定され芸能界引退となった中居正広氏を前置きすると「国分さんもアイドルから俳優業、情報番組MCまで、昨日まで大活躍してきたスーパースターがある日突然、画面から消えるワケでしょ。これ、間違いなくテレビとか芸能界の大転換点なんだと思います」と語った。
続けて「同時に、テレビに出ている意味じゃ同業者としてはですね、本当に…何をやったら日本テレビの取締役が臨時に集まって一発アウトの議決をして、全番組降板しなきゃいけない。これ、ホント、何をやったんですか、と。普通と言ったら悪いけど、一般的には注意があって、警告があって、それでも改善しなかったらアウトですよ、というなら分かるけど、一発アウトですからね。しかも刑事事件じゃない」と、自らに置き換えるようにして熱弁した。
杉村氏は「こうなりますと本当、こっちも…罪刑法定主義じゃないけど、（法律なら）これやったらこうなりますよ、というのが明文化されてますけど。これ視聴者の皆さまには悪いですけど、世間に言う必要はないけど、我々同業者にはこっそり、こういう事があったって言ってくれないと、恐ろしくてしょうがないですよ」と、基準が分からないことへの不安を吐露した。
さらに、同番組でのできごとにも触れ「さっき、ハラスメントでは、本番前に撮影するのよ。で、僕、苦手なんだけど、スタッフに思わず『早く』って言っちゃったの。あれもパワハラかな、って思うと、何もかもが怖くて。本当これキツいな、と思うんですよ」と告白。これらの意見に対し石田健氏も「企業側も迷っているというか、何かリアクションがあったらそれが怖いから早い。今、過渡期だと思う」などと語った。
