
歌手新浜レオン(29)がNHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」(日曜午後8時)で大河ドラマデビューすることが28日、発表された。
昨年のNHK紅白歌合戦に初出場し、歌手として大きな飛躍を遂げたレオンが、今度は俳優としてビッグチャンスをつかんだ。
演じるのは、江戸浄瑠璃の流派のひとつ、富本節の全盛期を支えた「富本斎宮太夫(とみもといつきだゆう)」。江戸で米不足が深刻化して打ちこわしが相次ぐ中、蔦重(横浜流星)とともにある策を講じる役どころだ。「このたびは、小さい頃から憧れていた大河ドラマに出演させていただけること、本当に夢のようで大変光栄です。今回の富本斎宮太夫役は、歌(語り)の力で、ある事件を落ち着かせるということで、日頃から歌手として活動している言葉、メッセージと重なるところもあり、江戸時代の背景、歴史を勉強しながら、今できる100%の歌でドラマを盛り上げられるように全力で挑戦します」と意気込みを明かしている。