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綾野剛主演映画「でっちあげ」公開「自分の答え合わせができる作品」


綾野剛が主演を務める映画『でっちあげ~殺人教師と呼ばれた男』の初日舞台挨拶が行われた。本作は日本で初めて小学校教諭によるいじめが認定された実話を基にしている。綾野は教諭役を演じ、柴咲コウが生徒の保護者役、亀梨和也が週刊誌記者役を務める。映画は物語の急展開や様々な要素が含まれ、観客に深い考察を促す作品となっている。綾野は「自分の正しさを照らし合わせ」ながら楽しんで欲しいと述べた。また、共演者同士のユーモラスなやり取りも見られ、亀梨は「正義」に関連したテーマについて触れた。

映画「でっちあげ~殺人教師と呼ばれた男」初日舞台あいさつに出席した、左から三池崇史監督、柴咲コウ、綾野剛、亀梨和也(撮影・松尾幸之介)

綾野剛(43)が27日、都内で主演映画「でっちあげ~殺人教師と呼ばれた男」(三池崇史監督)初日舞台あいさつに出席した。

03年に日本で初めて小学校教諭による生徒へのいじめが認定された実際の体罰事件を題材とした福田ますみ氏の著書を原作とした物語。教諭役を綾野、生徒の保護者役を柴咲コウ、問題を追う週刊誌記者役を亀梨和也が演じた。

映画を見た著名人からのコメントも紹介され、藤井道人監督らから「見た方がいい作品」などと褒められた綾野は「めちゃくちゃうれしい。照れますね」と笑顔。「初めの10分は自分もわくわくして見たんですけど、途中からは自分の正しさと照らし合わせなければいけない。ただ起こっていることを楽しんでもらえたらいいなと思います。すごい勢いで物語が始まるので、そこにはホラー要素とかいろんなものがあって、その中で楽しめば楽しむほど自分の答え合わせができる作品だと思っています」と話した。

共演した柴咲コウの眼力をたたえる場面もあった。「このサイズのスクリーンでコウさんのあの凍る目を見たい」と語ると、柴咲は「全然怖くないですよ?」と笑顔で応じて笑わせた。柴咲は物事の全体像をとらえないまま真実を考察していくことの危うさにも触れつつ「私たちもどちらかと言うと(他人から)語られる側でもあると思うんですけど、そんな自分でも側面だけを見て決めつけている部分があるのかなと思い知らされた部分がありました」と語った。

週刊誌の記者役を熱演した亀梨は人それぞれの「正義」について触れ「今回の役も、週刊誌の記者という立場で、職業として正義の掲げ方があるでしょうし、みんな人間らしい、そこの掛け違い、立場の違いでそういうことが起きていたんだなとゾクッとする側面はありますね」と話した。映画については「見た後は、見る前の自分には戻れないと言いますか。何か生きるということに関して気づきがもらえる映画だと思っておりますので、見終わった感覚というものをたくさんの方に共有していただければ」と呼びかけた。

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