
フジテレビの親会社、フジ・メディア・ホールディングス(FMH)の第84回定時株主総会が25日午前から、東京・有明アリーナで開かれた。
今回は「第84回定時株主総会招集ご通知」と題して、議決権のある株主に郵送。決議事項として会社提案の第1号議案「余剰金処分の件」、第2号議案「定款一部変更の件」、第3号議案「取締役7名選任の件」、第4号議案「監査等委員である取締役4名選任の件」、第5号議案「基本準備金の額の減少の件」が示され、株主提案の第6号議案として米ダルトン・インベストメンツから「監査等委員でない取締役12名選任の件」が示された。
決議権公使は、前日24日の午後5時30分まではスマートフォンなどインターネットによる行使、郵送による行使、そして当日の株主総会出席による行使の3通りがある。会社側提案の第1~5号議案は賛成多数で可決。第6号議案のSBIホールディングス北尾吉孝会長ら12人の候補は全員否決された。