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「R25」創刊の田端信太郎氏フジHD株主総会「自分たちで評価するのおかしい」ダルトン不在か


フジ・メディア・ホールディングス(FMH)の第84回定時株主総会が東京で開催され、インフルエンサー田端信太郎氏が報道陣に囲まれ意見を述べました。田端氏は、役員1人ずつの可否を拍手で決定する方式に納得できないとの考えを表明。彼は、会社が自分で自分を評価するのはおかしいと指摘し、提案がむしろ一方的であることを批判しました。また、この日の総会では、退任する金光修社長が株主提案をしている米ダルトン社についても言及し、ダルトン社からの説明がなかったことが指摘されました。総会前にはFMHが安定株主を確保していたことが背景にあると見られています。

フジ・メディア・ホールディングスの株主総会出席を終え、報道陣に囲まれる田端信太郎氏(撮影・野上伸悟)

フジテレビの親会社、フジ・メディア・ホールディングス(FMH)の第84回定時株主総会が25日午前、東京・有明アリーナで行われた。

株主として出席した、フリーマガジン「R25」の立ち上げに関わったインフルエンサー田端信太郎氏(49)は、フジテレビが提案した役員1人ずつの可否を問う方式に「納得できる答えじゃない。別に(FMH専務でフジテレビ社長の)清水(賢治)さんに辞めろと言っているわけじゃないが。FMHだけじゃないかな、自分たちで自分を評価するのはおかしい。そもそも拍手で採決ということで決まっていた」と話した。

FMHは株主総会の前に安定株主を確保していた。この日で退任の金光修社長(70)からは、役員構成案などを提示していた“物言う株主”米ダルトン社に説明を求めたという。田端氏は「金光さんから『ダルトンに株主提案の説明を求めたが、その必要なしとのことだった』と話があった。ダルトンの人も来てないんじゃないかな。敵前逃亡ですよね。僕なんかは大勢に影響ない株主ですけと」と話した。

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