「R－1グランプリ2025」を史上最年少優勝した友田オレ(23)が決勝ネタで扮（ふん）した65歳の演歌歌手風間和彦。その風間の曲「辛い食べ物節」のミュージックビデオ（MV）に風間ではなく、友田オレが出演するという、いびつな形で制作されたことが24日、明らかになった。MVは日本クラウンの演歌・歌謡曲公式チャンネルで本日24日正午に、公開される。
MVは80年代のカラオケ映像をほうふつさせるテイストに仕上がっているという。撮影機材やタイトル、インサートなどの細部まで、80年代にこだわった。衣装も徹底的にこだわり、普段では見られない友田のバンダナ姿も見どころのひとつのようだ。
MVの内容は、ミュージシャンを夢見る若者を演じる友田が弾き語りをしているところに、1人の女性が現れるところから始まる。カラオケ映像あるあるを盛り込み、クスリと笑えるシーンもあれば、後半はバーで大人な雰囲気な展開も。
しかし2人の前に出された“ある食べ物”のせいで思いもよらぬ展開に発展。楽曲を意識した内容で、ラストシーンは必見!?
友田は「今回、風間先生の楽曲のMVに出させていただくこということで緊張もしたんですけど、いちファンとして、出られてうれしい純粋な気持ちを大切にして、風間先生の世界観を表現しました」とコメント。「ぜひ皆さんに見ていただきたいです！」と呼びかけた。
完成したMVを観た風間は「聞いたところによると、今回芸人の友田オレくんがミュージックビデオに出演してくれたみたいで、彼の演技にも期待しています。彼ならやってくれるよ」と語った。
