
歌手天童よしみ(70)が24日、埼玉・サンシティ越谷市民ホールでコンサートを行った。
新曲「昭和ごころ」と、昨年発売した「昭和かたぎ」でカラオケ3冠を獲得しており、約1400人の観客の前で贈呈セレモニーを開催。「コンサートでこんなこと初めて。皆さまのおかげでこんなすごい賞をいただくことができた」と感激の涙を流した。
「昭和ごころ」でカラオケメーカー2社(DAM、JOYSOUND)の上半期カラオケランキング1位を獲得。「昭和かたぎ」で「MUSIC AWARDS JAPAN(MAJ)2025」のカラオケ・オブ・ザ・イヤーを受賞している。
天童は「一生懸命やってきたが、時代という大きな壁にいつも立ち向かえなくて、膝折れしたり、悩んだり、つらかったり、いっぱいあった。この細い体で思い切り壁にぶつかりました」と振り返り、「ファンの皆さんがハンカチを出して喜んでくれているのがステージから見えて、胸がいっぱいになった。重みと輝きを感じて、ますます頑張ろうという気持ちになった」と感激した。
自身もカラオケは大好きという。よく歌う曲を聞かれると「ユーミンさんやサザンさん」と答えていた。