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【宝塚】雪組トップ娘役夢白あやが退団会見、トップ朝美絢、前トップ彩風咲奈に感謝


雪組トップ娘役の夢白あやが2026年2月22日付で宝塚歌劇団を退団することを発表しました。彼女は退団を決めたきっかけとして、「ベルサイユのばら-フェルゼン編-」の千秋楽での出来事を挙げました。前雪組トップの彩風咲奈の励ましや、朝美絢からの温かい支えにも感謝しています。夢白は17年に入団、宙組から雪組に組替えし、22年にトップ娘役に就任しました。退団公演には「ボー・ブランメル~美しすぎた男~」が予定されています。

退団会見に臨んだ夢白あや(撮影・阪口孝志)

26年2月22日付での退団を発表した宝塚歌劇団の雪組トップ娘役、夢白あやが24日、兵庫・宝塚市内で退団会見に臨んだ。

夢白は白のワンピースで会見に臨んだ。退団を決めたのは、前雪組トップ彩風咲奈の退団公演となった「ベルサイユのばら-フェルゼン編-」の千秋楽だった。

「約9年間、この世界で走らせていただく中で、たくさんの方から退団のタイミングに『鐘が鳴る』と聞いていた。いつそのタイミングが訪れるのかわからなかった。千秋楽の日に彩風さんのはかま姿で降りてこられたときに、そのタイミングが来た。次そこに立つのは自分だと確信しました」

劇団には「愛の不時着」公演の稽古が始まる前、雪組トップ朝美絢には、同公演のデュエットダンスの稽古中に退団の意思を伝えた。朝美からは「『本当に?あやちゃんが決めたことは全力で応援するよ。後悔はない?』とお声をいただいた。朝美さんのエールが暖かく強かった。感謝の気持ちでいっぱいです」と背中を押してもらった。

宙組から雪組に組替えになったときに、親身になってくれたのも朝美だった。「組替えは組替えた者にしか分からないことがたくさんあった中で、真っ先に相談させていただいたのが朝美さん。いつも温かいアドバイスをくださる朝美さんとご一緒できたことが本当に幸せ。最後まで朝美さんの背中を追いかけたい」と感謝した。

前トップ彩風にも感謝した。

夢白は彩風が退団した際、「まだやり残したことがある」と同時退団しなかった。娘役としてまだまだ未熟者で納得いく舞台ができておらず、彩風からも「あやちゃんの納得いくタイミングで卒業を決意して」と言葉をもらっていた。

彩風が「ROBIN THE HERO」に観劇に来てくれたときに退団の意思を報告し、「『その決断ができる日が来てよかった』って言っていただいた。さきさんが卒業される時には決断できなかったことが、こうして時を経て決断できたことを、さきさんも喜んでいただいてうれしかった」と笑顔を見せた。

劇団は7月1日に法人化され、さまざまな改革を進めている。

夢白は「劇団も私たち生徒の気持ちに寄り添って、改革を進めてくれている。日々変化を感じています。時代が変わっていく分、劇団も変化する。そこに私たち生徒も柔軟についていきたい。宝塚歌劇団がここまで111周年続いてきたのを途切れさせないために、劇団と生徒が団結する力は大切だと私は思います。ファンの皆さまにも今後とも温かい目で見守っていただけたら」と語った。

夢白は17年、103期生として入団し、雪組「幕末太陽傳(ばくまつたいようでん)」「Dramatic“S”!」で初舞台。宙組に配属後、「神々の土地」新人公演でヒロイン級に抜てきされた。20年に雪組に組替え。22年、前雪組トップ彩風の2人目の相手役としてトップ娘役に就任した。

退団公演ミュージカル・ロマン「ボー・ブランメル~美しすぎた男~」、プレジャー・ステージ「Prayer~祈り~」は11月1日に、兵庫・宝塚大劇場で開幕。東京宝塚劇場千秋楽の26年2月22日をもって退団する。

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