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堤真一が明かす、初共演の山田裕貴「木の上の軍隊」撮影中「干し芋ばかり食っていた」


堤真一と山田裕貴が主演する映画「木の上の軍隊」が、東京・新宿ピカデリーでの完成披露上映会に登壇しました。本作は井上ひさしの遺作を基に、太平洋戦争中の日本兵の実話を映画化したものです。沖縄の地で、終戦を知らず2年間ガジュマルの木の上で過ごした二人の兵士の物語を描きます。撮影のために1年以上前からガジュマルの植樹が行われ、撮影は沖縄と伊江島で行われました。山田は役作りのために減量に取り組み、堤はその努力を称賛しました。堤は、この作品を娘たちにも見せたいと語り、観客に鑑賞を呼びかけました。

映画「木の上の軍隊」完成披露上映会に登壇した堤真一(撮影・村上幸将)

堤真一(60)と山田裕貴(34)が、沖縄慰霊の日の23日に東京・新宿ピカデリーで行われたがダブル主演映画「木の上の軍隊」(平一紘監督、7月25日公開)完成披露上映会に登壇した。堤は、初共演の山田が減量のために「干し芋ばかり食っていた」と明かした。

「木の上の軍隊」は、10年に亡くなった劇作家の井上ひさしさんが、病床でプロット(あらすじ)まで作り、残した1枚のメモを元に没後の13年に初演した舞台の映画化作品。太平洋戦争末期に熾烈(しれつ)な地上戦が繰り広げられた沖縄で、終戦を知らずに2年間、ガジュマルの木の上で生き抜いた日本兵2人の実話を基にした物語。

堤は、太平洋戦争末期の1945年(昭20)の沖縄・伊江島に宮崎から派兵された上官の山下一雄、山田は地元沖縄出身の新兵・安慶名セイジュンを演じた。撮影は沖縄と伊江島で行われ、2人はガジュマルの木の上で撮影した。堤は「1年以上前から植樹して作った。しかも1本ではなく、3本を植樹して、絡まってできた。ちゃんと根付かなかったら撮影できなかった」と明かした。初共演の山田について聞かれ「減量で干し芋ばっかり食っていた。僕は減量していったけど、撮休の時、ご飯食べたり」と撮影を振り返った。

山田は「あるご縁から10年前、堤さんのおうちにお邪魔した。何も知らない中、第一線で活躍する堤さんの家に行くんだと思い、フワーッと行ったら、こうだったとか、ああだったとか話してくれた」と以前、堤の自宅を訪問していたと明かした。その上で撮影を振り返り「撮影でも、すごいと思う表現者の話をしてくれ…僕より、おしゃべり」と言い、笑った。そして「撮影後『今日、コンビニのタイミングだよな』と言ってくれるのがうれしかった」とも話した。堤から「どうしてもお酒を買いたかった」と返ってくると、山田は「撮影してるって皆さん、知っているけど、この格好なので日本兵が来た、と…」と日本兵の衣装でコンビニに行き、驚かれたとした。

堤は舞台あいさつの最後に「僕は自分の作品、見せないんですけど、娘2人…小学生に見せる。子どもたちに見せたい。足を運んでください!!」と力を込めた。

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