
ミュージカル「マタ・ハリ」制作発表会見が23日、都内で行われ、ダブルキャストでマタ・ハリ役を演じる柚希礼音、愛希れいから出演者が意気込みを語った。
4年ぶりの再々演。第1次大戦下、女スパイとして世界を翻弄(ほんろう)した伝説の歌姫の半生を描く。
前回の21年公演は新型コロナ感染拡大で残り3公演を残して突然終了となった。柚希は「とても悔しかった。自分自身も、声がうまくコントロールできなかったりして苦戦した」と振り返り、「大好きなマタ・ハリ役を3回目もやらせていただけることが本当にうれしい。人生のすべてをかけて臨みたい」。
愛希も「前回、いろんな意味で悔しい思いがあったので、1からやり直す気で臨んでいる。すべてをかけられるお役に出会えたことが幸せです」と話していた。
この日は、劇中ナンバーをそれぞれ歌唱披露。加藤和樹、廣瀬友祐、甲斐翔真、神尾佑、春風ひとみ、演出石丸ちさ子氏も登壇した。
東京公演は10月1日から、東京・池袋の東京建物Brillia HALLで。大阪、福岡でも公演。