
NHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」(日曜午後8時)は、1700年代に“江戸のメディア王”として名をはせた横浜流星演じる蔦屋重三郎(蔦重)の半生を描く物語。
大河ドラマ第64作目で、脚本は13年連続テレビ小説「ごちそうさん」や17年大河ドラマ「おんな城主 直虎」などを手がけた森下佳子が担う。語りは、蔦重らを見守る吉原の九郎助稲荷(くろすけいなり)として綾瀬はるかが担当する。
■第25回「灰の雨降る日本橋」
柏原屋から丸屋を買い取った蔦重は、須原屋(里見浩太朗)の持つ「抜荷の絵図」と交換条件で、意知(宮沢氷魚)から日本橋出店への協力を取り付ける。そんな中、浅間山の大噴火で江戸にも灰が降り注ぐ。蔦重は通油町の灰の除去のために懸命に働く。その姿に、門前払いしていたてい(橋本愛)の心が揺れ動く。一方、意知は誰袖(福原遥)に心ひかれ始める。松前廣年(ひょうろく)は、抜荷の件で大文字屋(伊藤淳史)を訪ねる…。