
タレント明日花キララとの密会や買春疑惑が報じられ、韓国のボーイズグループTHE BOYZ(ザ・ボーイズ)を脱退し、所属事務所から契約解除となったチュ・ハンニョン(26)が22日、自身のインスタグラムを更新。所属事務所の対応や一部メディア報道に反論した。
ハンニョンは「ファンとメンバーに申し訳ない気持ちで活動を中断したが、所属事務所から突然、専属契約の解除とともに、20億ウォン(約2億円)以上を補償することにする合意書に署名することを要求された」と明かした。
さらに一部韓国メディアの実名をあげて報道内容を批判。「単独報道によって性売買犯罪者の烙印(らくいん)を押された。虚偽報道をした記者1人を告訴しており、該当記者とメディアに対して民事上の請求も進める予定だ。特定マスコミの虚偽報道が出た直後に、自分を告発した人も虚偽告訴罪で告訴する予定だ。犯罪行為を犯したことはない」と訴えた。
韓国メディア・スポーツ東亜は22日「20億ウォンという金額は、残余専属契約金に一部違約罰が含まれ算定されたものとみられる。チュ・ハンニョンは『THE BOYS』メンバー全員とともに昨年末に、芸能事務所『ワンハンドレッド』に移籍し、専属契約金15億ウォン(約1億5000万円)の3年契約で個人契約を結んでいると伝えられている」と報じた。
チュ・ハンニョンは16日、個人的な事情で活動休止することを発表した。直後の18日には韓国一部メディア「先月29日夜、日本の六本木の居酒屋で、明日花キララと会った」と報じた。同日に所属事務所は「当社はメンバーたちと十分な議論してて、チュ・ハンニョンの脱退および専属契約解約を決定した」と発表した。
発表後には韓国メディア「10アジア」は「チュ・ハンニョンが明日香キララにお金を渡し、性売買をした。具体的な証拠を提示すると、所属事務所が性売買事実を認めた」と報道。日本では週刊文春電子版も「バックハグ写真」を報じられた。
騒動化を受け、チュ・ハンニョンは19日には、自身のSNSで「(明日香キララと)同席したのは事実だが、性売買など不法な行為はなかった。THE BOYSから脱退した事実もなく、専属契約の解約に同意したこともない」としていた。
明日花も21日、自身のX(旧ツイッター)で、「誤情報を広めないでください。私はプライベートでお金をもらって性行為(売春)をしたことが人生で一度もないです。もちろん今回もです」と売春疑惑を否定した。