俳優の草なぎ剛（50）がカンテレ・フジテレビ系の10月期連続ドラマ「終幕のロンド －もう二度と、会えないあなたに－」（月曜午後10時）で主演を務めることが17日、分かった。同局系での主演は「罠の戦争」以来2年半ぶり。“戦争シリーズ”とは雰囲気を一転した新作で、遺品整理人を演じる。
カンテレ×草なぎ主演は、「いいひと。」「僕の生きる道」などに続いて通算10作目。草なぎも「ホームに帰ってきた心境です」とかみしめる。今作には“戦争シリーズ”などに携わったスタッフが集結するが、草なぎは「（同シリーズとの）違いにまず驚かされた台本でした。自分もまだ知らない、未知なる世界にいざなわれているような…そんなワクワクした気持ちになりました」と胸を躍らせる。演じる役どころについて「人に寄り添うとてもすてきな職業」とし「広く知っていただく良い機会になるんじゃないかな」と願った。
盟友3人での“ドラマリレー”も実現する。1月期に香取慎吾（48）が連ドラ主演を飾り、稲垣吾郎（51）は7月期連ドラにメインキャストで出演する。バトンをつなぐような形に、草なぎは「本当にありがたく思っています」と感謝。「3人が続けて連ドラに出演するのもうれしいですし、いろんな場所で活動して、またホームに戻ると自分の中で細胞が活性化して、新しい化学反応がある気がします。活性化した今、テレビの世界をにぎやかに彩りたいです」。豊富な引き出しを生かし作品作りに挑む。
