
俳優曽田陵介(27)が14日、東京・シネマート新宿で行われた初主演映画「惑星ラブソング」(時川英之監督)全国公開記念舞台あいさつに出席した。
終戦80年になる現代の広島を舞台に、アメリカ人観光客と広島の若者たちが出会い、週去と現在が交錯する平和をテーマにした物語。オール広島ロケで撮影された。
曽田は島根県出身で大学時代を広島で過ごしており「初主演作が思い入れのある広島での撮影で、全国公開されてうれしく思います」と喜び、「僕もエゴサーチするんですけど、結構うれしいコメントが多いので、ぜひみなさん感想などをつぶやいていただけたら」と呼びかけた。
トークでは「10年後の自分へのメッセージ」と聞かれる場面もあり、「『役者やってますか?』って聞くかもしれないですね」と回答。共に登壇した八嶋智人(54)から「37歳でしょ? まだまだ普通にやっているでしょ」と問いかけられたが「30代の壁ってあるなって感じていて。中堅で後輩もできたり。僕は一生後輩でいいなって思っているんですよ」と話した。
八嶋は「僕もそうでしたけど、否応なく先輩になるから」と語り、曽田が「歳を重ねるにつれて若々しい芝居ではなく、深みのある役者になれていたらいいな」と話すと、八島が「俺、55歳だけど、深みないから。軽さなら任せてください」と応じて笑わせていた。
秋田汐梨(22)、チェイス・ジーグラー(34)、川平慈英(62)らも登壇した。