
BTSのJ-HOPE(31)が13日、韓国・高陽市総合運動場でワールドツアー「j-hope Tour’HOPE ON THE STAGE’FINAL」を開催した。
BTSの再始動を期待させるライブとなった。ライブ中盤、「i wonder…」の歌唱中、ステージ後方から、11日に兵役を終えたばかりのJUNG-KOOK(27)がステージに現れた。Army(ファンの総称)から割れんばかりの大歓声を浴びながら、ステージへ帰還を果たした。
2人でハグを交わし、敬礼し合うと、「1年6カ月、ずっと会いたかったよ」とArmyへ呼びかけた。「ここに立っていいのかな…いろんな思い出がよみがえってきた」と感傷に浸ったが、J-HOPEから「ここで帰るわけにはいかないよね? もっとほしいだろ?」とあおられながら、続けて「Seven」を歌唱。キレのあるダンスと持ち前の美しい歌声を響かせ、さらなる熱狂を呼んだ。
この日はBTSにとって12回目のデビュー記念日。終盤のMCでは、客席からライブを見守るSUGA(32)JIMIN(29)RM(30)V(29)JIN(32)の姿がスクリーンに映し出された。メンバー全員が会場に集結したことになり、J-HOPEは「メンバーがいなかったら僕はいなかった。みんながいなかったらBTSはなかった。本当にありがとう」とまっすぐな目で感謝を込めた。
さらに、アンコールには「さらに特別なものを用意しました。心の準備はできていますか?」とあおると、ステージにJINが現れた。再び大歓声を巻き起こしながら、2人で「Spring Day」「Don't Say You Love Me」をパフォーマンス。JINは「こんなに大きいステージは初めてですよ」と冗談を飛ばしつつ、「ファンの皆さんの前は緊張するね。でもとてもうれしいです、ありがとう!」と喜んだ。
最後はJUNG-KOOKがステージに戻り、「Jamais Vu」を3人でパフォーマンス。J-HOPEの力強いラップと、JINとJUNG-KOOKの美しい歌声を雨が降るスタジアムに響かせ、再始動の日を待ちわびる世界中のArmyを熱狂させた。紙吹雪を浴びながら「6月13日、おめでとう! 大好きです!」と叫び、記念日のライブを締めくくった。