
米動画配信大手Netflixが、英国のヘンリー王子(40)とメーガン妃(43)夫妻との新たな契約交渉で、「離婚後初のインタビューを行う権利」を条件に1億5300万ドル(約222億円)を提示したと米Rader Onlineが報じた。
2020年に英王室を離脱して米カリフォルニア州に移住した夫妻は、ネットフリックスと5年間1億ドルの大型契約を結んだものの先日公開された妃のライフスタイル番組「ウィズ・ラブ、メーガン」が酷評されて視聴率が低迷するなど、期待された成果を上げることができなかった。今秋にシーズン2の配信が決まっているものの、ネットフリックスは夫妻との契約を更新しない可能性が取り沙汰されていた。
しかし、夫妻を巡っては離婚のうわさが絶えず、妃が離婚後の暴露本を執筆していることも取り沙汰されていることから、ネットフリックスは世間の関心が高まる状況を利用できると判断した可能性が指摘されている。契約交渉に離婚条項を追加したことで、夫妻とネットフリックスとの間に緊張が生じていると情報筋は語っている。一方で、ネットフリックスは、夫妻が自分たちを必要としていることをよく理解していることから、夫妻はプレッシャーにさらされ、離婚インタビューから2人の子どもたちの紹介まですべてのカードがテーブルの上に置かれていると述べている。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)