SING LIKE TALKINGは12日、公式サイトを更新。メンバーでギタリストの西村智彦さんが亡くなったことを報告した。61歳だった。
公式サイトは「このたび、弊社所属アーティストSING LIKE TALKINGの西村智彦が、令和7年6月5日、61歳にて永眠いたしました。ここに生前賜りましたご厚情に深く感謝申し上げるとともに、謹んでご報告申し上げます」と報告。
「西村は、シングライクトーキングのメンバーとして活動するとともにに、ギタリストとしてソロ作品を発表したり、あるいは他アーティストのライブ、音楽作品に幅広く参加し、また音楽プロデューサーとして活躍して参りました」と故人の活躍を紹介。「2021年に病を患って以来4年以上、その間、35周年記念コンサートのステージに立つなど、何度となく復活を遂げましたが、再発後、病状は次第に悪化、最期まで、シングライクトーキングのメンバーとして、もう一度活動したいという強い思いで病と闘って参りました」とした。
葬儀については「ご遺族のご意向により、近親者のみで執り行われましたことをご報告申し上げます」とし、「また、ご遺族保護の観点からご報告が遅くなりましたこと、おわび申し上げます。何とぞご理解を賜りますようお願い申し上げます」と続けた。
後日、あらためてお別れの会を執り行う予定。
メンバーの佐藤竹善（62）藤田千章（61）は連名で「正直、まだ我々も実感が持てずにいます。ただ、幼少期から、人生のほとんど時間を共有してきた我々にとって、その存在はあまりにも大きく、全く受け入れ難い事実であることは理解しています」とコメントを発表。
「西村くんとは、最期の最期まで、グループのコンサート・スケジュールや新曲の制作予定などを語り合い、励し合い、冗談を言い合い、笑い合って、決して希望を捨てることなく過ごして参りました」と続け、「西村くんを愛してくださった全ての方々に、彼がおそらく皆さまに伝えたかったであろう思いを折り込みながら、我々から心よりの感謝を申し上げたく思います。今まで本当にありがとうございました」とした。
