
今田美桜がヒロインのNHK連続テレビ小説「あんぱん」(月~金曜)第54話が12日に放送された。
情報番組「あさイチ」MC陣も朝ドラ受けした。
※以下ネタばれを含みます。
あらすじは、嵩(北村匠海)が入隊して2年後の夏。久しぶりに会った千尋(中沢元紀)は、海軍の士官になっていた。ショックを隠せない嵩に、千尋は海軍予備学生に志願したことを説明する。「もう後戻りはできん」と淡々と話す千尋は、嵩にある古びた手帳を渡す。伯父の机の引き出しに入っていた父柳井清(二宮和也)の大陸での日誌だった。
そして千尋は嵩に、のぶ(今田美桜)への秘めた思いを明かし、別れを告げる。
「あんぱん」で田川岩男を演じる濱尾ノリタカがあさイチにゲスト出演した。
博多大吉は「いや~、圧巻の15分でした」と朝ドラ受け。華丸も「あの部屋だけで」と千尋と嵩の行き詰まるやり取りに圧倒された。
そして大吉は濱尾を「華丸と大吉、どちらにも似ていると」と紹介。濱尾は「光栄です」と話したが、華丸が「今日はだいぶ大吉です」と言うと、笑いに包まれた。大吉は「岩男くんも嵩の同級生」と話し、濱尾は「実は明日から岩男も再会というか再登場させていただきます。なにとぞよろしくお願いします」と語った。岩男は蘭子(河合優実)にプロポーズしたが、断られた経緯があり、華丸は「振られるからやめとけって」と言うと、濱尾は「今日、(ドラマの)この会話の流れでいるんですよ。急にぼく来てまた振られたら、どうするんですか」と笑わせた。
「あんぱん」は朝ドラ112作目で、「アンパンマン」の生みの親、漫画家やなせたかし(本名・柳瀬嵩)さんと小松暢さん夫妻の半生がモデルの物語で、戦前、戦中、戦後の時代を生き抜き、“逆転しない正義”を体現した「アンパンマン」を生み出すまでの愛と勇気の物語を描く。