
先月31日に「一過性脳虚血発作」と診断されて入院していた歌手橋幸夫(82)が8日に退院したと9日、所属する「夢グループ」が発表した。
体調は良好だといい、11日に開催する「夢グループ20周年記念コンサート」の東近江公演からステージに復帰する。
夢グループは「橋幸夫は先般の病の発表のあと、精いっぱい病と闘いながらステージに立つ姿を各メディアで報道していただきました。それをご覧になられた宮城県を中心とした農家の方々から連絡があり、『橋さんがんばって。そして東日本大震災の時に助けていただいた全国の方々へのお礼も込めて、米不足のいま、コンサート会場にいらっしゃったお客さまに少しでも』というメッセージとともに、新米の一等米600キロを夢グループに分けていただけることになりました」と明かした。
その上で「橋幸夫と話をし『おいしい宮城県のお米をコンサートのお客さまに食べていただこう』となり、その第一弾として、復帰となる下記の会場で「宮城県産新米2キロ(一等米「ひとめぼれ」「ササニシキ」「つや姫」)」をそれぞれ1,000円(税込)で300人分販売いたします。コンサート終演後の会場ロビーにて橋幸夫と私がご来場者様に販売する予定です」と告知した。
橋は昨年12月に「中程度のアルツハイマー型認知症」と診断されていたことを5月20日に公表。同31日に自宅で突然、左手に力が入らなくなり救急搬送で病院に運ばれた。6月3日と4日の計4公演の出演をキャンセルしていた。