芸歴5年目以下の若手芸人を対象として賞レース「UNDER5 AWARD 2025」の決勝進出者会見が9日、都内で行われた。
2420組の中から9組まで絞られ、あなたとネ、兄弟、シカノシンプ、釈迦虎、生姜猫、例えば炎、伝書鳩、ペ、無尽蔵が進出を果たした。決勝線は6月22日に東京・ルミネtheよしもとで行われる。
会見MCはニューヨークが務め、各芸人らを紹介。共に東大出身コンビの芸歴4年目、無尽蔵は、大企業の人事として働いているという、やまぎわが仕事の都合で欠席。相方の野尻は兵庫・灘高校から東大、そして東大大学院まで進学した、やまぎわについて「僕の3倍賢いです。働かせてくれって言って、結構な大企業で働いていますね」と明かした。
自身は4人きょうだいの母子家庭で育ったといい「めっちゃ勉強して東大にいって、芸人になりました」。無尽蔵はM－1グランプリ2024で準々決勝に進出するなどお笑いファンの間でも注目を集めており、ニューヨークの嶋佐和也も「これは楽しみだね。売れてほしいな」と期待を込めた。
個性的なコンビは続き、元銀行員という釈迦虎の岡本峻は会社員時代の生活から抜け出せないことを相談。収入の下がった今でも趣味のシルク・ドゥ・ソレイユなどの演劇鑑賞にも行ってしまうといい「リボ払いが70万くらいあります。生活水準を下げられなくて。なので、頑張ります。大阪のコントが強いところをみせたい」と力を込めた。
各組の紹介を終え、嶋佐は「今日の会見を見て確信しましたが、とんでもない大会になりますね。今日やったこのやりとりをルミネの舞台でもたくさんやってもらって。大盛り上がりすること間違いなし！」と太鼓判を押していた。
