
経済学者の成田悠輔氏が、7日放送のTBS系「人生最高レストラン」(土曜午後11時30分)に出演。「アンチがいるとうれしくなる」と語った。
研究者、事業家としての活動のかたわら、コメンテーターとしてメディアに多数出演。バラエティー番組に出演することもあり「最初のうちは『報道ステーション』とか『クローズアップ現代』とか、真面目な番組に有識者的に出てたんです。どこかで道を間違えて」と苦笑した。
きっかけはひろゆき氏と共演したYouTube番組といい「政治家とか芸能人を呼んでぶっちゃけ話をするみたいな。YouTubeって自由じゃないですか。だからどんどん暴言吐いてみようかなというモードになったりして。そうしたら炎上したりスポンサーとトラブったりとか続出し始めて。次々飽きていくので、平行してバラエティーにも出て、ジェットコースターとか乗るようになったりして」と変化について話した。
自身の発言が炎上することもあるが「聞かれたら思った通り言おうかなと。で、思った通りに言うと炎上する。(炎上)したらしたでいいかなと」。渦中の自身も冷静に見つめ「自分であって自分でないみたいなものなので。火事を反対側の岸から眺めてるみたいな感じ。それくらいの方が人生楽じゃないですかね」と達観した様子で語った。
MCの加藤浩次が「楽ですけど、どっかで傷つくでしょ?」と尋ねると、成田氏は「炎上したり嫌われたりするのも認められているようなもの」といい、「アンチとファンって似てるじゃないですか。自分のこと好きだった人が突然嫌いになったりする。だからアンチがいるとうれしくなる気分の方が強い」と関心を持たれることに安心すると語った。