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渡辺謙「今のコンプライアンスでは許されない」厳しいシーン…理由は「李が許さないんで」


2023年10月6日、吉沢亮主演の映画『国宝』の初日舞台挨拶が東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われた。渡辺謙は撮影を振り返り、コンプライアンス上では現在許されないような厳しい稽古シーンがあったことを明かした。これは李相日監督の強い意向によるもので、彼の厳しい演出スタイルを語った。渡辺が演じる花井半二郎は、吉沢が演じる立花喜久雄の才能を見出し、厳しい指導をする役柄であり、撮影にはかなり激しく挑んだと述べた。このエピソードを通じ、映画制作におけるタイトな緊張感と演技への真摯な取り組みが紹介された。

映画「国宝」初日舞台あいさつに登壇した、左から渡辺謙、横浜流星、吉沢亮(撮影・村上幸将)

渡辺謙(65)が6日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われた吉沢亮(31)の主演映画「国宝」(李相日監督)初日舞台あいさつで、撮影を振り返り「今のコンプライアンスでは許されないような…それは」と口にした。さらに「李が許さないんで」と、13年「許されざる者」、17年「怒り」に続くタッグとなった、厳しい演出で知られる李相日監督(51)の強い意向をくんでのことだと強調した。

「国宝」は作家・吉田修一氏の同名小説の映画化作品。渡辺は劇中で、上方歌舞伎の名門・丹波屋の看板役者で当主の花井半二郎を演じた。吉沢と少年期を黒川想矢(15)が演じた立花喜久雄の才能を見いだし、任侠(にんきょう)の一門に生まれ、抗争で父を亡くすと、家に引き取る。横浜流星(28)と、少年期を越山敬達(16)が演じた実の息子・大垣俊介と切磋琢磨(せっさたくま)させ、芸の道へと進ませる役どころだ。

劇中には、黒川演じる喜久雄と越山演じる俊介を、半二郎が厳しく指導する稽古場のシーンが出てくる。渡辺は「喜久雄の才能を見いだして、かなり激しく稽古するシーンがある。これは、もう…役の上でしょうがなくやっているので。決して、あんな…今のコンプライアンスでは許されないような…それは」と振り返った。

さらに「黒川君を、ペシペシやっていたんだけど…僕も、ももが真っ赤になった」と、詳細に撮影中の様子を明かし、黒川に視線を送った。越山にも「俊坊も、かなり大変だったんですけど、一緒に練習やった時、本当に一生懸命やって。1日、頑張ったよな」とねぎらいの言葉を送った。「この2人(頑張ったのは)一緒」とたたえた後「李が許さないんで」と断言し、会場を笑わせた。

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