
STARTOENTERTAINMENTのジュニア内グループKEY TO LITの井上瑞稀(24)が6日、東京・THEATER MILANO-Zaで舞台「W3 ワンダースリー」(7日から)囲み取材に出席した。
原作は手塚治虫の名作。地球の調査にやってきた3人の宇宙人と地球人で主人公の星真一(井上)が、さまざまな悪と戦うSF活劇となっている。手塚作品を読んだのは今回が初めてといい、「子どもと大人で同じメッセージを受け取ってもいろんな受け取り方ができるし、ポップに描かれているからこそ考えるきっかけとして見やすい作品だと思いました」と語った。
原作で真一はけんかばかりの問題児として描かれているが、「内側にこもるような真一に変わっている。原作とは違うベクトルの問題児」と明かし、「割と早い段階で『問題児にするなら井上瑞稀がいいんじゃない?』という提案がされたみたいで、だから“令和の問題児”キャスティングされました」と笑いを誘った。
同作がKEY TO LITメンバーとして初作品。メンバーの来場について「予定はあると思います」とし、「『稽古の調子どう?』とかそういう話はしているので、見に来てくれると思うし、応援してくれると思います」と笑みを浮かべた。
さらに「60年前の作品ですけど、描かれている問題は今の現実。この作品を通して地球の未来を考えるきっかけになってくれたらと思います」と意気込んだ。