上坂樹里、26年前期朝ドラ「風、薫る」見上愛とダブルヒロイン「夢のよう」涙 2410人の中から

もうひとりの主演として発表され、笑顔でポーズを決める上坂樹里（撮影・足立雅史）

NHKは3日、26年前期連続テレビ小説「風、薫る」で、上坂樹里（19）がヒロインを務めると発表した。

朝ドラ初出演。明治期の看護師が題材のバディ物語で、1月に発表した、もう1人の主人公を演じる見上愛（24）と共にダブルヒロインで届ける。今春のオーディションで2410人の中から決定。「この場に立たせていただいていることが夢のようです」と涙し「『朝ドラのヒロインになる』と言い続けてきたので、かなえられて幸せですし、とってもうれしいです」。

実姉が看護学校に通っているといい「話をとことん聞こうと思います」と笑顔。制作統括の松園武大氏は「凜（りん）とした中に光を放つ瞬間が演技の中にたくさんあった」と評価した。今秋のクランクインへ向け所作の稽古などが始まるといい、コンビを組む見上も「役と共に2人のバディ感を高めていけたら」と意気込んだ。【松尾幸之介】