
元日本テレビのフリーアナウンサー徳光和夫(84)が3日放送の同局系報道番組「news every.」(月~金曜午後3時50分)に生出演。同日に89歳で亡くなった巨人軍終身名誉監督の長嶋茂雄さんをしのぶ中で、日本テレビ鈴江奈々アナウンサー(44)の天然発言に笑顔を見せた。
長嶋さんに憧れ、一挙手一頭足を追いたくてアナウンサーになったという徳光は「本当に第一報は悲しかったです。自然に涙が…なんだろうな、わいてきたんですけどね」と、言葉を詰まらせながら語った。
その後、長嶋さんの数々の伝説的な逸話が紹介された。その1つとして「バットを持たずに打席に!?」とフリップが示されると、森圭介アナウンサーが「鈴江さん、これどういうことだか分かります?」と質問した。鈴江アナは「え?家に忘れてきちゃったとか?」と答えると、隣で聞いていた徳光も思わず笑い崩れて下を向いた。
鈴江アナが「そりゃないか」と苦笑すると、森アナも「徳光さん、こういう感じでやっております、every.は」と恐縮して自虐。徳光は笑いながら「鈴江さんが長嶋さん的ですね」とツッコミを入れ、鈴江アナは恥ずかしそうに口元を抑えた。
その後に森アナから、勝負を避けられることが多かった長嶋さんが「お客さんは敬遠を見に来ているわけじゃない」と抗議の意味を込めて、素手で打席になったエピソードが紹介された。森アナに「こんなことやった選手って…」と聞かれると、徳光は「いませんよね」と即答。「その後の長嶋さんの語録があって、『あの4球目はちょっと高めに来て打てたな』って。『それが残念だ』っておっしゃってた」と明かした。