
タレントせんだみつお(77)が3日、89歳で亡くなった巨人軍終身名誉監督の長嶋茂雄さんを悼んだ。
長年、プライベートでも付き合いのあったせんだは2021年(令3)12月3日の長島氏の「文化勲章授賞パーティー」で司会を務めた。
「よく頑張られたと思います。最後にお会いしたのは文化勲章授賞パーティーの時で、司会の大役をつとめさせて頂きました。『1.2.3』がお好きで、まさに12月3日の開催でした」
パーティーは大盛況だった。
「終わった後に『いつも、スケジュールを開けてくれてありがとう!』と言われ恐縮しました。楽しい思い出ばかりです。ゴルフに行った時も、監督がOBを打つと『ファール!』。たくさんハンデをもらってボクが勝つと『頭が上がります』と(笑い)。まさに太陽! 高度経済成長を象徴した『まぶしい存在』でした。サラリーマンを始め日本国民がみんな、長嶋さんの全力・ハッスルプレーにパワーをもらいました。靴箱やお風呂の脱衣所番号も『3』番が取り合いになったものでした」と言い、涙をぬぐった。
そして「監督は良く、おっしゃってました。『僕はチームも大事ですが、ファンの方を喜ばせるために全力を尽くします』と。監督、天国でも野球を楽しんでください。ご冥福をお祈り申し上げます」と話した。