
歌手郷ひろみ(69)が31日、東京・神宮外苑の特設会場で開催された野外音楽フェス「葉加瀬太郎音楽祭2025」に出演し、バイオリニスト葉加瀬太郎(57)との豪華セッションで沸かせた。
ギラギラのジャケットスタイルで登場し、「GOLDFINGER‘99」で幕開け。「葉加瀬太郎音楽祭に呼んでいただきありがとうございます! 今日の曲目、曲順は全て葉加瀬さんが決めたんですよ。僕は何にも決めてない。ははは!」と陽気に笑い、「葉加瀬さんならではの曲目になっていますので、何が出てくるか楽しみにしていてください!」と期待をあおった。
「哀愁のカサブランカ」「言えないよ」を続けて披露。「ずいぶん前の歌だよね。でも僕の中で今日お送りしている曲は全部新鮮なんですよ」とにっこり。雨も止み「森山良子さんが『あたし雨女』と言われていましたが、僕、晴れ男なんですよ。だから中間とって曇りかなあ」と和ませた。
さらに「にぎやかな曲いってみよう!」とあおり、「お嫁サンバ」をノリノリで披露。観客も立ち上がり、リズムに合わせて手を大きく振った。
終盤には葉加瀬太郎が登場し「4歳からバイオリンをやってて、まさか郷ひろみの横でバイオリンを弾けるとは思っていなかった。夢のよう」と笑顔。郷も「こちらこそお呼びいただき本当にありがとうございます!」と感謝し、ともに「2億4千万の瞳」をセッション。会場のボルテージは最高潮に達し、終了後も拍手が鳴りやまなかった。郷と葉加瀬は固く握手を交わし、満面の笑みでステージを去った。
同イベントは1・6万人を動員。ほか今井美樹(62)坂本冬美(58)藤井フミヤ(62)らが出演した。