
フジテレビ入社2年目の上垣皓太朗アナウンサー(24)が31日放送の同局系「めざましどようび」(土曜午前6時)で、小泉進次郎農相が進めた随意契約によって放出された政府備蓄米の小売販売開始を現場からリポートした。
上垣アナは午前6時50分ごろ、アイリスオーヤマ傘下の千葉県のユニディ松戸ときわ平店からの中継に登場。独特の低音ボイスで、店の入り口に置かれたブルーシートに包まれた備蓄米の映像を「税込2160円の米、5キロのお米が65袋販売予定で、なるべく多くの人に行き渡って欲しいということで、1人1点限りとなっています」と紹介した。
さらに整理券配布は8時、販売開始9時ながら、すでに長蛇の列ができている様子もリポート。「現在もうすでに、65人のお客さんがいらっしゃっているんです。午前6時過ぎには65人程度のお客さんがいらしゃっていて、午前9時の販売を待っているという状況です」と列を示すと、スタジオから「え~」と驚きの声が上がった。さらに「今朝の松戸は雨が降っていて、みなさん傘を差すなどして、対策をしながら待っています」と状況を伝えた。また「一番早く来られた方は、昨日の午後8時からいらっしゃった、埼玉県内の方です」と紹介した。
その後、8時4分過ぎに再度中継に登場。上垣アナは「先ほど、備蓄米の整理券配布が始まり、たった3分ほどで、配布が終わりました。並んでいた65人のお客さんが店内へ入っていきました」と報告し「皆さん保温シートを体にまいたり、いすを持参したりして、長時間の待機をしのいでいました」などと様子を伝えた。
上垣アナは新人とは思えない貫禄と的確なアナウンス力で、入社直後に明石家さんまにイジられるなど、注目を集めている。兵庫県出身で、大阪大文学部卒。趣味は銭湯で長風呂、AMラジオを聴く、歌ネタ漫才のカバー。特技は地形図を見ながら街を歩く、テストづくり(架空の学校を想定して)。資格は教員免許(高校地理歴史・高校国語・中学国語)、防災士、二級小型船舶免許、酒類販売管理者。