
元AKB48で女優の大西桃香(27)が30日、東京・シアターマーキュリー新宿で開幕する朗読演劇「ガールズ&シーブス~銀行強盗は放課後に~」(6月1日まで)の取材会に出席した。
5人の女子高生たちが、金銭面の問題で退学する可能性を明かしたクラスメートのために学校を抜け出して銀行強盗を企てる物語。大西は現状の自身の出来栄えについて「80点。楽しさで言えば98点くらい」としつつ「このあとの初日から120%まで上げて千秋楽まで突っ走れたらいいなと思います」と意気込んだ。
今回は女子高生役で「舞台上だけでなく楽屋とか、お稽古中からずっと女子高生みたいな気持ちで毎日が青春でキラキラしていた」と振り返り、「明日、明後日で終わってしまうのが寂しいなと感じています」と話した。
本番直前に関係者向けに行ったゲネプロではハプニングもあったことを明かした。教師役の三戸なつめ(35)とお金を取り合うシーンで、お金を落としてしまったほか、役名をそれぞれの名前に似せてつけていることから、共演する北野瑠華を役名の「ルイ」ではなく「ルカ」と呼んでしまった失敗談も告白して笑いも誘った。
女子高生グループを共に演じる山本杏、森脇梨々夏、佐倉ちひろも含めた6人のバランスは「とてもいい」とも語り「杏ちゃんとか若いキャピキャピ系の子がいたり、リーダーの瑠華ちゃんがいて、静かに見守ってくれる三戸さんもいて、いいなと思っています」。みんなでやってみたいことにはアウトドアを挙げ「おのおのがそれぞれの楽しみ方ができそうだなと思いますね」と語っていた。