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松任谷由実とimaseがコラボ曲「文通」リリース「私にとって最高の宝物」「人生の糧になる」


松任谷由実とimaseがコラボ楽曲「文通」をリリースした。この曲は手紙のようなリレー形式で制作され、松任谷が今の時代に対するメッセージを込めた。制作はBOSEのプロジェクトの一環で行われた。imaseはユーミンとの共作を喜び、松任谷は彼の鋭い感性を高く評価した。制作中、二人は離れている時間を利用して楽曲を育て、限られた打ち合わせ回数で密度の高い創作を行ったことを振り返っている。これにより互いの強みを活かし、深い交流を通して新たなインスピレーションを得た。

コラボ楽曲「文通」をリリースしたimase(左)と松任谷由実(上飯坂一氏撮影)

シンガー・ソングライター松任谷由実(71)とimase(24)が30日、コラボ楽曲「文通」を配信リリースした。

2人がリレー形式で完成させた1曲となった。松任谷は「今の時代はSNSなどで簡単にその人のパーソナルな部分を探ることができる。でも本来、人のことってそんなに簡単に理解できるものじゃない。手紙のように、ゆっくりと時間をかけて聞きたいことをつづり合いながらやりとりしていきましょう」と、imaseがAメロと歌詞を作り、その後松任谷がその後のパートの歌詞とメロディーを作った。まさに文通のやりとりのような制作で楽曲が誕生した。

音響メーカー「BOSE」創立60周年を記念したプロジェクトで実現したコラボレーションとなった。imaseは「幼少期から聴いていたユーミンさんと一緒に楽曲を制作できるなんて、本当に夢のようでした」と喜びを語り、「余談ですが、打ち合わせの際に手書きの楽譜を見せていただき、『貴重なものを見せていただきありがとうございます、勉強になります!』とお伝えしたところ、『勉強代5000円ね』と言われました。さすがに安すぎます」と明かした。

制作中は「歌詞を一緒に考えている時はものすごいスピードでアイデアを思いつく瞬発力、ユーモアの効いたワードセンスや発想力に、常に一本取られているような感覚になっていました」といい、「ユーミンさんからどんなメロディー、どんな歌詞が届くのか常にわくわくする制作で本当に楽しかったですし、人生の糧になる貴重な経験でした」と振り返った。

松任谷は「imaseくんは動物的勘が鋭く、それでいてきちっと詞も組み立てられる論理性も持ち合わせている。自分のファルセットの魅力もわかっている」とimaseを絶賛した。

さらに「実際に会って雑談しながら詞のすり合わせをしたのが2回だけだったが、離れている時間に双方がこの曲を育てていくことができた。まさにこの古風なタイトル通りだった」とし、「このキャリアになっても教わることがあるのが私にとって最高の宝物。一見まわり道に思えたimaseくんとのセッションはとても貴重で楽しいものだった」と振り返った。

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