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石田健氏「早くやってくださいよって話」 三原子こども相、山里の質問に出生率検証「これから」


日本テレビの番組で石田健氏が、出生率についての議論の遅れを批判しました。番組内では山里亮太氏が三原じゅん子こども政策担当相に対し、出生率の目標設定がないと政策の検証が難しいと質問しました。三原氏は、目標を設定すると個人に圧力を感じさせる可能性があるとして、具体的な目標値を掲げるのは適切でないと回答しました。石田氏は、25年以上の議論がある中での検証の遅れを懸念し、クリアかつ率直な議論の必要性を訴えました。

石田健氏のインスタグラムから

ニュース解説メディア「The HEADLINE」の石田健氏は27日、日本テレビ系「DayDay.」(月~金曜午前9時)に出演した。

番組は山里亮太による三原じゅん子こども政策担当相へのインタビューを放送。山里は出生率の目標値がないと、政策が検証できないと質問し、三原氏は「これからしっかり始めていく」などと回答した。石田氏は「25年以上やってきた議論を『今、検証します』って、いやいや、もっと早くやってくださいよって話」と指摘し「オブラートに包んでいては取り返しが付かない。我々全員が危機感を持たないと」などと呼びかけた。

インタビューは5月中旬、こども家庭庁で実施したという。妻の蒼井優との間に2歳の長女がいる山里はが三原氏に直接質問するという企画。三原氏と山里は初対面という。

インタビューで山里は出生数について「目標値はどう設定しているんですか」と質問。三原は「結婚したい、お子さんを産みたいということもその方の自由。あまり目標値という形を取ると、圧力みたいに感じられると。それは私はよろしくないと思う」と、語った。また、「まだ結婚しないの、お子さんはまだと言われるだけでも圧力と感じてとてもプレッシャーになるという方々がいる。産みたくても産むことがかなわない方もいらっしゃいます。私自身も病気で産むことができませんでした。その人それぞれの人生というのがあってしかるべき」などとした。

山里は「政府としても(内々に)目標値を上げて向かって動いていることはあるのか」とも聞いたが、三原氏は「いえいえ」とそれも否定。それでも山里は「繊細なところではあるけども、数値を出さないと、政策が正しかった、間違っていたの判断が難しくならないかなと心配がありまして…」と食い下がった。

三原氏は「あの、ですから、出生率とかはしっかり検証してその数字は出していくべき。向上させていくというのは目標としてあってよろしいかと思いますけれども目標値として掲げることは私は適切ではないと」と語った。

山里はさらに「いままで(自民党の)長期政権がずっとやってきた中で少子化対策の結果が出ない」と踏み込んだ上で「実際数が減ってきていることに対して検証はされているんですか」と質問。三原は「私ども、これから、はい、これからしっかり、そこを始めていって、何かのことによって向上したならば、その検証はなんなのか」などと回答した。

感想を求められたニュース解説メディア「The HEADLINE」の石田健氏は「正直、フラストレーションたまった人は多いんじゃないかと思っていて、やっぱり曖昧な、子どもの輝く未来を育てなくちゃ、目標は立てない、とか、言ってることは分かるんですけど、もう25年以上やってきた議論なんですよ。25年以上やってきたことを『今検証します』っていうのも、いやいや、もっと早くやってくださいよって話。目標立てない方が圧力になんないというなら、GDPの目標だって立てなくていいわけですし。結局我々、クリアな議論を求めたいんですよね」と指摘した。その上で「オブラートにつつんだような形じゃないものを求めたい、率直な議論がされてく社会にならないと取り返しが付かない。そのくらい危機感を持たなくちゃ、我々全員が、いけないじゃないか」と語った。

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