
米女優で歌手のジェニファー・ロペス(55)が、26日に米ラスベガスのフォンテンブロー・ホテルで開催されたアメリカン・ミュージック・アワード(AMA)のオープニングに登場し、男女織り交ぜたバックダンサーと次々とキスを披露して観客を驚かせた。
2015年以来10年ぶりに司会を務めたロペスは、透け感のある煌めくボディスーツを身に纏い、6分間のメドレーで今年のヒット曲23曲を熱唱。ビリー・アイリッシュの「Birds of a Feather」やサブリナ・カーペンターの「Espresso」、ビヨンセの「Texas Hold 'Em」といったヒット曲を歌いながら、男性ダンサーだけでなく、女性ダンサーとも濃厚キスをし、「気持ち悪い」「やりすぎ」「正気を失った」と批判が殺到した。
約20年越しの復活愛を実らせて2022年に結婚するも今年1月に離婚が成立した俳優ベン・アフレックへの当てつけとの声や、嫉妬させようと必死に試みたと批判する人もいた。
今年のAMAは、テイラー・スウィフトを始めとする多くのトップアーティストが欠席する中、ロペスのパフォーマンスが大きな話題を呼んだ。
年間最優秀アーティストを受賞したアイリッシュもツアー中のため欠席したが、リモートで受賞スピーチを行い、ファンに感謝の言葉を述べた。アイリッシュは年間最優秀アーティスト以外にも、年間最優秀楽曲や「HIT ME HARD AND SOFT」で年間最優秀アルバム賞なども受賞し、7冠に輝いた。
米3大音楽賞の1つであるAMAは、ファン投票によって受賞者が選ばれることで知られる。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)