米歌手ブリトニー・スピアーズ（43）が、2007年9月に行われたMTVミュージック・ビデオ・アワードで散々なパフォーマンスを披露する前に性的人身売買などの容疑で昨年9月に起訴されたディディことショーン・コムズ被告と一晩中パーティーをしていたと報じられた。突然自らバリカンを手に丸刈りにするなどさまざま奇行で世間を騒がせ、その後薬物依存症の治療のためにリハビリ入りしたスピアーズはこの年、復帰をかけて出演した授賞式で新曲「Gimme More」を披露するも、精彩に欠くパフォーマンスと口パクで批判を浴びた。
米ニューヨーク・ポスト紙によると、スピアーズはその前日にラスベガスのナイトクラブJetでコムズ被告と並んで笑顔を浮かべる写真が現在進行中の裁判で発掘され、同被告が主催するパーティーに出席していたことが明かされたという。報道によると、スピアーズはJetで行われたパーティーに出席した後、夜遅くに別のホテルで開催されていたコムズ主催のパーティーに向かい、夜通し遊んでいたという。このパーティーには、タレントで実業家のパリス・ヒルトンや俳優でラッパーの50セントらも出席していた。スピアーズが何時に帰宅したのかは不明だが、夜遊びがパフォーマンスに影響を及ぼした可能性はありそうだ。
今月5日に米ニューヨークで始まった裁判で、同被告から暴行などを受けた元恋人で歌手のキャッシー・ベンチュラが、フリーク・オフと呼ばれる同被告が主催する乱交パーティーの様子などと共に交友のあった複数の著名人の名前も証言。その中で、スピアーズの名前が挙がっていた。ベンチュラによると、スピアーズは音楽プロデューサーのダラス・オースティン氏を連れてパーティーに現れたといい、「印象に残っているのはこの2人」と証言している。ちなみに、この時のフリーク・オフではなかったものの、ミニスリップドレス姿で楽しそうにパーティーに興じる様子が写真に残っていた。（ロサンゼルス＝千歳香奈子）
