
女優飯豊まりえ(27)が24日、都内で映画「岸辺露伴は動かない 懺悔室」(渡辺一貴監督)公開記念舞台あいさつに出席した。
「岸辺露伴は動かない」は、漫画家・荒木飛呂彦氏の人気漫画シリーズ「ジョジョの奇妙な冒険」のスピンオフ作。20年に実写ドラマ化し、23年に映画第1弾が公開された。「懺悔室」は原作漫画の最初の作品で、ファンの間で屈指の人気を誇る伝説的なエピソード。邦画で初めてイタリア・ベネチアで約1カ月にわたって全編ロケを敢行し、完全映画化。飯豊は露伴(高橋一生)の編集担当、泉京香を演じる。
同作ではイタリア語にも挑戦し、「ルーヴルの時はフランス語でしたし、今回は全編ベネチアロケということで、イタリア語の先生に教えていただいて、撮影以外でも勉強して、カフェでイタリア語で頼んでみたりした」と明かした。この日は観客に向けてイタリア語で自己紹介し、大きな拍手を浴びていた。
ベネチアロケでは早朝の撮影も行い、「エンドロール前の長回しだったんですけど、街が眠っている時間帯で、すごく心地よかった」と振り返った。続けて「船が来たり鐘が鳴ったりハトが飛んで来たり、すごくきれいな光景がすべて映像に映っていたのでうれしかった。泉くんの格好をしてこの場に立っているのも2度とないいと思いながら、幸福な瞬間をかみしめながらやっていました」と笑顔で語った。