
俳優高橋一生(44)が24日、都内で主演映画「岸辺露伴は動かない 懺悔室」(渡辺一貴監督)公開記念舞台あいさつに出席した。
「岸辺露伴は動かない」は、漫画家・荒木飛呂彦氏の人気漫画シリーズ「ジョジョの奇妙な冒険」のスピンオフ作。20年に実写ドラマ化し、23年に映画第1弾が公開された。「懺悔室」は原作漫画の最初の作品で、ファンの間で屈指の人気を誇る伝説的なエピソード。邦画で初めてイタリア・ベネチアで約1カ月にわたって全編ロケを敢行し、完全映画化。高橋は人の心や記憶を本にして読み、命令を書き込める「ヘブンズ・ドアー」という特殊能力を持つ漫画家、岸辺露伴を演じる。
シリーズ史上最大スケールの作品となり、「露伴でお芝居していて、毎回更新できている。『懺悔室』は史上最も岸辺露伴していたと、イタリアで感じていました」と胸を張った。続けて「(露伴は)自分の矜持を貫いて、悪役ですら敬意を表してしまう。物事に対する見方を見直して、毎回更新していろんな見方をしている。このスタイルを貫いているので、そこが美しくて、自由に生きていていいなと思いました」と撮影を振り返った。
この日は4月の完成報告会見や12日のジャパンプレミアに続いて、劇中で共演している妻、飯豊まりえ(27)とともに登壇した。