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佐藤栞里「泣いちゃうんですよ」意外にも初の映画舞台あいさつで16年ぶり主演の寺尾聰を前に涙


映画「父と僕の終わらない歌」の初日舞台あいさつが、TOHOシネマズ日比谷で行われ、主演の寺尾聰や共演者の松坂桃李、佐藤栞里が登壇しました。本作は、認知症を患いながらも、CDデビューを果たした最高齢新人歌手テッド・マクダーモットの実話が基になっています。佐藤栞里は初めての舞台あいさつで涙を見せ、寺尾から温かい言葉をもらい感激の様子を見せました。映画は、寺尾演じるアルツハイマーと闘う父と、その動画がきっかけで音楽の夢に新たな希望を見出す息子の物語です。

映画「父と僕の終わらない歌」公開初日舞台あいさつで笑顔で手を振る、左から松坂慶子、寺尾聰、松坂桃李、栞里(撮影・浅見桂子)

寺尾聰(78)の16年年ぶりの主演映画「父と僕の終わらない歌」(小泉徳宏監督)初日舞台あいさつが23日、東京・TOHOシネマズ日比谷で行われた。

映画に出演した佐藤栞里(34)は、意外にも映画の舞台あいさつが初めてだと明かし、感極まって涙。「生まれて初めてで…泣いちゃうんですよ。ファンの1人でもあるので、たくさんのファンに届いたと…うれしいです」と涙、涙で客席を感動させた。

「父と僕の終わらない歌」は、アルツハイマー型認知症を患いながら、息子のサイモンがYouTubeにアップした1本の動画をきっかけに、16年に80歳でCDデビューを果たし、英国史上最高齢の新人歌手となったテッド・マクダーモットの実話を映画化。寺尾が横須賀で楽器店を営む間宮哲太、松坂桃李(36)が哲太の息子雄太、佐藤は雄太の幼なじみ志賀聡美、副島淳(40)が聡美の夫ダニエルを演じた。

佐藤は、撮影中、寺尾からかけられた温かい言葉を明かした。「寺尾さんと2人でのシーンがあったんですけど、私が演技の経験が少ないのを知ってくださって『ウソが、本当の瞬間になるんだよ。そうなったら、お芝居が楽しくなるんだよ』と言ってくださって。その言葉に希望を持って。これから頑張れると思ったんです」と涙。副島は「足りなかったら、もう1枚、あるんで」とハンカチを用意した。

寺尾は、佐藤に「栞里ちゃんに…これから俳優業、頑張って欲しい」と、温かく呼びかけた。

◆「父と僕の終わらない歌」 間宮雄太(松坂桃李)は、幼なじみの志賀聡美(佐藤栞里)の結婚式に、父哲太(寺尾聰)の迎えの車が大幅に遅れ遅刻する。哲太は、式場ではいつも通りに陽気で大胆、自慢の歌声を響かせては妻の律子(松坂慶子)や新婦の聡美と新郎のダニエル(副島淳)らを魅了する一方、自宅の場所が思い出せないでいた。後日、専門医(佐藤浩市)を受診し、アルツハイマーと診断される。雄太は恋人の亮一(ディーン・フジオカ)の勧めで、両親を支えるために横須賀の実家で過ごすことになったが、哲太の行方が分からなくなってしまう。何とか父をつなぎとめたいと、愛した音楽を流すと、哲太は自分を取り戻し歌い始める。その姿を雄太はスマートフォンで撮影し、配信すると瞬く間に拡散され、CDデビューの話が舞い込む。プロの歌手になることは哲太の若き日の夢だった。

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