
女優池田エライザ(29)が主演したNHKドラマ「舟を編む~私、辞書つくります~」が、日本時間5月21日未明、ドイツの国際映像祭「World Media Festivals(ワールド・メディア・フェスティバル2025)」Entertainment:Omnia Open部門で金賞を受賞した。
「ワールド・メディア・フェスティバル」はドイツの映画配給会社インターメディアが2000年に創設した国際映像コンクールで、テレビ番組をはじめ、広告やウェブなど、さまざまなジャンルで作品性の高さを競うヨーロッパ最大規模の映像コンペティション。25年は、29カ国から764作品がエントリーした。
同作は作家・三浦しをん氏による原作小説をドラマ化。昨年BSで放送されると話題となり、ギャラクシー賞入賞をはじめ高い評価を受けた。好評につき、6月17日からNHK総合ドラマ10での放送が決定している。
池田は「日本語の奥深さを取り扱う作品が海外で評価いただいたことを大変光栄に思います」と喜びをコメント。「この作品のチーム全員のひたむきな愛情と細やかな配慮が伝わったのだと感じ、とても幸せな気持ちになりました。そして改めて、原作の素晴らしさを痛感いたしました」と続けた。
また、「6月からの再放送前に、このようなすてきな知らせを聞くことができ、より一層自信を持って作品をお届けできることを心からうれしく思います」とアピールした。