
タレント青木さやか(52)が21日、NHK情報番組「あさイチ」(月~金曜午前8時15分)に生出演。「就職氷河期世代」の経験を語った。
番組では、バブル経済崩壊後の1993年から2004年ごろにかけて、就職率が落ち込んだ「就職氷河期世代」を特集。その後の人生でも苦労が続いている人が多い現状なども伝えた。
青木は自身が95年に大学4年で就職活動をした世代であることを紹介。テロップで「アナウンサーなどの採用試験で不採用。タレント事務所へ」と示されると「40社受けて、面接まで行けたのが2社」と苦労があったことを説明した。
面接の経験談も回想。「『ニュース番組見てますか?』って言われて『はい、つくしてつやの…』って言ったら『ちくし、だね』と言われまして、あの人、つくしだったんだと思って」と、TBS系報道番組キャスターを務めていた筑紫哲也さんをめぐるエピソードを明かした。青木は「機転がききましたので、『ち』を『つ』と発音する人だと思わせようと思いまして、『まつがって(間違って)ますか?』」と連呼し笑わせたが、「(面接で)落とされました」と残念な結末を振り返った。